住宅+建築トピックス

木材利用ポイント制度 4月1日からスタート

2013年04月25日

2012年度補正予算の成立に伴い、林野庁が「木材利用ポイント制度」を4月1日からスタートさせました。

 「木材利用ポイント」とは、地域材の需要喚起のために地域材を活用した、木造住宅の新築や内装・外装の木質化工事、木材製品の購入などに対してポイントを発行し、地域の農林水産物などと交換する制度。

地域材を適切に利用することで、森林が整備・保全され、地球温暖化防止や循環型社会の形成に貢献し、農山漁村地域の振興に資するとして、林野庁が支援している事業です。

林野庁ホームページ→http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/riyou/130329.html

 

木材利用ポイントをもらえるのは消費者で、次のような場合です。

(1)木造住宅の新築や増築、購入(1棟あたり30万ポイント)

(2)住宅の床や内壁、外壁の木質化工事(下記参照)

(3)木材製品や木質ペレットストーブなどの購入

新築

9㎡ /21,000ポイント

以降3㎡増えるごとに7,000ポイントを加算

リフォーム

9㎡ /30,000ポイント

以降3㎡増えるごとに10,000ポイントを加算

内装(内壁)(木質化工事)

新築

9㎡ /15,000ポイント

以降3㎡増えるごとに5,000ポイントを加算

リフォーム

9㎡ /21,000 万ポイント

以降3㎡増えるごとに7,000ポイントを加算

外装(木質化工事)

木質系外壁材

10 ㎡ /15,000ポイント

以降 10 ㎡増えるごとに 15,000ポイントを加算

新規外壁材

10 ㎡ 7千ポイント

以降 10 ㎡増えるごとに7,000ポイントを加算

 

※1、新築住宅の付与ポイント数上限は300,000ポイント。

※2、新築住宅の場合、構造材ポイント(最高30万)+内装ポイントの合計ポイントが付与されます。

※3、新規外壁材とは、外壁に使用するために新規に開発された建築材料で、今後普及が見込まれると有識者委員会が認めたもの。

※4、ポイント申請は、都道府県ごとに組織される木材・建築関係団体でつくる「申請窓口」が一括します。なお、都道府県ごとの申請窓口の設置は5月中旬以降になる見込みです。

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