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建築用語辞典

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は行

パーティクルボード 木材削片を結合材で熱圧成形した板。割れ、反りが少ない。マンションの床下地材、家具心材等に多く用いられる。
はけびきしあげ(刷毛引仕上) 左官仕上で、塗り材をこてで押さえた後、硬化しないうちに表面に刷毛で荒し目を付ける仕上方法。
はごいたボルト(羽子板━) 木造の仕口部分が外力を受けたときに抜け落ちないように、材を連結する羽子板状の形をしたボルト。
はしらわり(柱割り) 平面の間取りに対して柱の位置を決めること。
はなかくし(鼻隠し) 軒先で垂木の先端の木口を隠すために取付ける横版。
パネルこうぞう(━構造) プレハブ工法の一つで、現場作業の省力化のため、床、壁、などを工場でパネル化した工法。
パーライト 黒曜石、真珠岩の破砕片を(1000 ℃に急熱して結晶水を膨脹させて)作った軽量骨材。コンクリート、左官工事に骨材として断熱、保温、吸音などの目的で用いる。
はり(梁) 柱が垂直材であるのに対し、水平またはそれに近い位置に置かれた構造部材。材軸に対し直角または斜めの荷重を受け、曲げが生じる。
はりせい(梁成) 梁の上端から下端までの寸法。
ひうち(火打) 木造で床組や小屋組等の水平面の変形を防止するために、設ける斜材。1階床に用いるものを火打土台、2・3階床、小屋組で用いられるものを火打梁という。一般的には木材を使用するが、最近では火打金物の使用も多くなってきている。
ひきこみど(引込み戸) 壁の中や壁に沿って引き込むことのできる引戸。
ひきど(引戸) 水平方向に動かすことで開閉する建具。
ひきよせかなもの(引き寄せ金物) ⇒ホールダウンかなもの。
ひっぱりきょうど(引張強度) 材料を引った張った時それが耐え得る極限の強さ。
ふうあつりょく(風圧力) 風による建物に加わる水平力。建物の高さ、形状、建設地により大きさが変わる。
ふくごうきそ(複合基礎) 2本以上の柱を、一つの基礎で支える基礎形式。隣接する柱を剛強に連絡したいときに用いる。一般にRC造で用いる。
ふどうちんか(不同沈下) 建物の基礎の沈下量が一様でなく、建物に亀裂が入ったり、傾いたりすること。
ふみいた(踏板) 階段の踏面の板。
プラスターボード 石膏を芯材として、その両面と側面をボード用紙で被覆したボード。耐火、防火、遮音、断熱の性能がある。室内の仕上の下地材として用いられる。
プレカット 大工さんが図面をもとに柱や梁に墨付けをし、現場で手加工していた部分を、コンピューター制御による最新の機械ですべて行ない、手加工によって生じやすい品質のバラツキをなくし、現場の省力化、工期の短縮を計る工場生産システム。
ペアガラス ガラスを2枚用い、中に空気層を挟んで断熱性能、結露防止、防音効果を高めたガラス。省エネ効果が高く、結露での建物に対する悪影響も少なくなる。ガラスが3枚のものもある。
へきめんこうたい(壁面後退) 建物の外壁面を、隣地境界線や道路境界線からある距離まで後退させること。
べたきそ(━基礎) 直接基礎の一つで、建物の面積全体を基礎にしたもの。地盤の荷重負担が減るとともに、基礎全体の剛性も高まる。
へんしんりつ(偏心率) 建物の重心と剛心のずれの割合。ずれが大きくなると、地震時などに、建物を回転させる力が大きくなり、耐震性能が悪くなる。
防火構造 建築基準法により、延焼防止のために、床、壁、天井の防火性能を定めたもの。
ほうづえ(方杖) 柱とそれに取合う横架材の隅角部に入れる斜材。木造在来工法の場合、駐車場などがあり耐震壁がバランスよく取れないときに多く用いる。

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