新築現場やリフォーム現場で、職人さん達が話し合っている内容が、専門的すぎてさっぱり解らない...。という経験がある方は多いのでは?
建築用語は長い歴史の中で蓄積された職人の共通言語。地方によって違いはありますが、知っておくと役に立つかもしれませんね。
| あ行 | か行 | さ行 | た行 | な行 | は行 | ま行 | や~わ行 |
あがりがまち(上がり框) | 玄関の上がり口に横に通した化粧材。 |
---|---|
あしば(足場) | 工事をするために組み立てる仮設の作業用床、通路。 |
あじろ(網代) | 木材をそいだ板や竹皮などを編んだもの。天井などに使われる。 |
アスファルトシングル | アスファルトルーフィングに着色砂を付着させたもの。勾配屋根の屋根葺き材として使用される。 |
アンカーボルト | 鉄骨部材や木造の土台をコンクリートに緊結するための埋込みボルト。 |
いけいてっきん(異形鉄筋) | 鉄筋とコンクリートの付着を良くする為、表面に節状の突起がある鉄筋。 |
いちころしあげ(━仕上) | 塗装や左官工事で、数工程かけてする作業を一度で仕上げる事。 |
いちもんじぶき(一文字葺き) | 屋根の葺き方の一つで、屋根の水平方向が一直線上につながるようにした葺き方。 |
いもめじ(芋目地) | タイル、ブロック積みなどで、縦目地が2段以上通るようにしたもの。 |
いぬばしり(犬走り) | 築地(1階基礎外周)とその外にある溝または庭園の間にある細長い平らな部分。一般には、軒打ちコンクリートをさす。 |
いりもや(入母屋) | 屋根形状の一つで、寄棟(よせむね)と切妻(きりづま)を組み合わせたもの。純和風建築に多く用いられる。 |
うちのり(内法) | 窓やドアなど開口部の、内側の寸法の事。 |
うわば(上端) | 部材の上面のこと。=天端。 |
エーエルシーばん(ALC版) | ALC(Autoclaved Lightweight Concrete)鉄骨造の建物の壁、屋根、床に使用されることが多い。現場で容易に切断加工ができ、施工性は非常によい。また空気を多く含んでいるので、外断熱材として兼用できる。 |
えきじょうかげんしょう(液状化現象) | 地震により水圧が急激に上昇し、水が飽和して緩い砂地盤が、液状になる現象。阪神大震災でも埋立地などで被害がみられた。 |
エキスパンションジョイント | 建物の地震時の変形などに追随吸収できるようにした接合部。細長い建物やL型建物などで用いる。 |
エキスパンドメタル | 軟鋼薄板に切れ目を入れ引伸ばして網状としたもの。モルタル等塗装下地に用いる。 |
えどま(江戸間) | 関東地方の都市部で用いられてきたもので1間が1.82m。 |
エスアールシー(SRC) | 鉄骨鉄筋コンクリート構造の略。 |
えんちょくかじゅう(鉛直荷重) | 建物の自重、積載荷重、積雪荷重など。建物に重力と同じ方向に働く荷重。 |
おうかざい(横架材) | 建物の骨組で、横に架け渡された構造材。梁(はり)、桁(けた)、棟木(むなぎ)、母屋(もや)、胴差し、土台など。 |
おおかべ(大壁) | 仕上材等で柱や梁を隠して仕上げる壁の工法。 |
オーバーハング | 上階で下階より、外側に跳出した部分。一般にベランダは含まず居室部分の跳出師を示す。(下に柱はない) |
おおびき(大引) | 根太(ねだ)を受ける部材。束材で支えられる。 |
おもてがえ(表替え) | 畳の上敷、縁の部分のみの交換。 |